植物は本当に重要なのか 5
種によっては、もともと希少なものもあり、決して大きな個体数で自然界に存在することはありませんが、それでもその個体数を維持して存在することができます。
そうでない場合は、人間の行為をはじめ尋常ならざる事態の現出によって希少になります。
このような場合、適切な方策が講じられないと、これらの種は危急種となってしまうでしょう。
野生では存在が知られなくなった生物は絶滅(EXTINCT)したとみなされます。
国際自然保護連合の定義では、野生下では絶滅しましたが、栽培下で残っているものも絶滅とみなしています。
著者らは、いくらかこの用語の意味を変えて使っており、絶滅という場合は完全に消滅しているとみなし、栽培下で存在する場合は、野生で絶滅(EXTINCT IN THE WILD)と表現しています。
存在が脅かされているという意味の「THREATENED」は、上述のいろいろな場合を表現するのに適宜用いられる広い意味の語です。
これらの用語と定義は、ここでは区別して用いられていることをあらかじめおことわりしておきます。